毎月の研修は加盟店の店内で実施することもあります。
ゼミナールでの分科会です。
加盟店の成功事例発表の研究をします。
湧永製薬の営業からの提案についてディスカッションしています。
実際の商品を手に取って勉強します。
加盟店の成功事例発表の研究をします。
1月 | 正副会長会、常任理事会、理事会、連長会など |
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2月 | 正副会長会、部会長会など |
3月 | 春期ゼミナール |
4月 | 春期ゼミナール |
5月 | 正副会長会、常任理事会、新入会員セミナー |
6月 | 連長会 |
7月 | ヤング全国大会、連長会、日本在宅薬学会学術大会 |
8月 | 正副会長会、常任理事会 |
9月 | 秋季ゼミナール |
10月 | 日本薬剤師会学術大会、正副会長会、常任理事会、来期連長会など |
11月 | 来期常任理事会など |
12月 | 歴代会長会 |
全国の同志の先生方、こんにちは。いつも大変お世話になっております。今回、中国連合会からは「漢香堂」さんをご紹介させていただきます。「漢香堂」さんのある竹原市は広島県南中部に位置し、人口2万人強、古くから瀬戸内の交通の要衝として発展しました。年明け直ぐに訪問させて頂いたのですが、その日が今シーズン最強寒波襲来…。
ノーマルタイヤしか持っておらず、無事行けるのか不安でしたが、何とか時間内に到着。
まず到着して驚いたのが店舗が雑居ビルの1室。しかも2F!!
恐る恐るドアを開けると鳥井先生が笑顔でお迎えして下さいました。
お店の雰囲気は薬店・雑貨屋・リビングが融合したようなお店で、とても温かみがあり、友達の家に遊びに来ている感じでした。
鳥井先生は2019年(日専同歴3年半)に取り扱いがしたかった商圏が被っていなかったご縁もあり竹原市に開店されました。元々はマッサージ・アロマテラピーの仕事をされていましたが、漢方に興味を持たれ薬業界へ転職されました。店内には医薬品だけでなく、作家さんとコラボした雑貨(アップサイクル商品)にアロマ・化粧品にと女性が喜びそうなアイテムが所狭しと置いてあり、きめ細かだなと感じた半面、棚やカウンターなどはほとんど鳥井先生がDIYで作られたとお聞きして驚きました!!
お客様の層は30代~ 50代のお客様が多く、市内と市外の方が半々でしたが、2021年に近隣の日専同のお店の閉店に伴い、70代~90代のお客様が増えたみたいです。商品を売るのが目当てではなく、お店を知って頂く事に注力され積極的にイベントなどにも参加されています。お客様との連絡ツールはLINEを使用(予約・質問など)Instagramもコミュニケーションツー
ルとして使用されており、意識している事は商品ではなく「個」をいかに出すか! SNSだけではなく気軽に読んでもらえる様に「漢香堂通信」も発刊されており、デジタルとアナログの二刀流で集客されています。
店内イベントも定期的に開催され、抽選会・漢方茶作り・ガチャポン・お客様と作る写真展・お菓子博などお客様がワクワクする事を常に考えているそうです。
既存のお客様だけでなく、来店動機のきっかけ作りを楽しんでいる感じがしました。
日専同に入会した時のイメージをお聞きしたら「とにかく怖かった…」入会2週間でゼミに参加して、国歌斉唱に綱領唱和。規律にも厳しく宗教かと思ったみたいです(笑)。
たまたま担当部会で受付をしたけど誰の顔も分からず右往左往。だけど今では皆さん優しく接して
下さり参加が楽しくなってきた!!
とおっしゃられて嬉しくなりました。
部会もベテランの先生と若手の先生のバランスが良く、部会LINEグループでモチベーションを維持しているそうです。
モットーは『ときめきは気を育む』自分が楽しいと思う事をする!!
「2:7:1」の法則…2割は自分を好きな人 7割はどちらでもない人 1割は嫌いな人
自分を好きな2割のお客様を大切にしたいし、家族を思って接遇するとおっしゃられていました。鳥井先生、この度は急なお願いにもかかわらずお時間を作っていただきありがとうございました。中国ヤングへの入会もお待ちしております。
記者/工藤真弘(中国連合会情報部長)
全国の日々頑張っておられる日専同の先生方こんにちは! 今回は愛媛部会の「久米薬品」さんを紹介させていただきます。
その前に少し愛媛部会のこの一年の活動をお知らせしたいと思います。
私達は辻田部会長のもと部会の各お店を二ヶ月に一回訪問し、参考になることや各お店の長所を見つけて自分の店舗に持ち帰り、店頭活動につなげていっています。
それはパンフレット一枚であったり、商品陳列の棚割りひとつにしても、とても為になるヒントです。翌日お店を開ける時は新鮮な気持ちで自分の店舗を見つめ直すこともでき、やる気スイッチがオンになります。
それともう一つの楽しみはご当地の美味しいものを昼食にいただくことです。
前回は愛南町の岡本ニコニコ薬局さんを訪問し、漁師さんの海鮮料理を皆でいただきました。新鮮な愛南のおさかなは最高でした。
前語りが長くなりましたが、今回ご紹介するのは松山市の鷹ノ子温泉と四国八十八ヶ所の四十九番札所浄土寺のそばにあります、「久米薬品」の牧野祥子先生です。先生は現在はお一人でお店を切り盛りしていますが、その活力の物凄さに脱帽です。自宅と店舗の距離は二百メートルくらいですが、セールスの森本さんが訪店したときは、「ちょっとお店番しよってね」と小走りで往復します。その姿はかっこよくてレジェンドの走りです。
店内は湧永製品の熱い信頼の思いがこめられた商品群のラインナップです。
自信にみちた先生の話しぶりで綱領の店頭実践五段階の相談に入っていくのでしょう。
先生が昭和平成令和の時代をどんな思いで突き進んできたのか牧野先生を囲んでお話しをお伺いしました。
因みに余談ですが「鼎談」とは三人で話しをすることだそうです。今日は部会の六人が集まっているので「ダブル鼎談です」。
二人だと対談、四人だと座談というらしいですね。
余談な話しでした…。
レオピンを購入されたお客様へ出すハガキはすぐ出し、少し間をあけて二枚目を出す。
飲み終わる頃三枚目を送ったら…再購入で来店したときに
「オバチャーン さいさいハガキくれてありがとう」といって喜んでくれるそうです。
そしてレオピン製品のお客様と健康相談を含め、長いおつき合いのようになるそうです。
「レオピンの取り扱いをはじめたときはゼロからのスタートだった。日専同の先生方とあったら、話しおうて、話しおうて、どんなにしたら分かってもらえるかばっかり話していた。そうして信じて続けて飲んでくださるお客様は家族と同じになるんよ」と話してくださいました。現在も推売に力をいれ新規獲得を順調に伸ばしています。今回の会で先生の熱い思いにふれ、大変勉強になりました。
レオピンは未来に羽ばたく薬ですが、その黎明期をともに生てきた先生のお話しを愛媛部会の先生方とダブル鼎談することができ、とても幸せでした。
牧野先生、これからもいろんなお話しをいっぱい聞かせてください。ご活躍お祈りしております。
ありがとうございました。
最後に先生から、
「もしお四国さんで浄土寺にお詣りするときは、是非お立ち寄りください」とのことです。
記者/越智恭子(四国連合会情報部長)
今回ご紹介させていただくお店は、沖縄県南側にあるグリーンドラッグ伊祖店です。
沖縄県は、本州より南西に位置、沖縄本島と宮古島や石垣島などの150の小さな島々で形成されています。南国のような暖かい気候と、青い海・青い空を初めとする、約2000種類のサンゴに囲まれ、豊かな自然が広がる景色があります。そして、沖縄と言えば、透明度の高い海・やんばる原生林など美しい自然、マリンスポーツ、様々なアクティビティ、ダイビングスポットとしてエリアごとにそれぞれの特徴があり、観光リゾート地としての魅力あふれる場所です。日本国内からの観光客はもちろんですが、アジア諸国など海外からの観光客も年々増加しています。
また、沖縄ならではの工芸や有名な美ら海水族館、9つの世界遺産で構成されています。
①首里城跡
②園比屋武御獄石門
③玉陸
④識名園
⑤今帰仁城跡
⑥勝連城跡
⑦座喜味城跡
⑧中城城跡
⑨斎場御獄(せーふぁうたぎ)
これらの遺産は、2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産」としてユネスコの世界遺産に登録されました。各遺産が個別に評価されたのではなく、9つの遺産全体が物語る琉球の歴史や文化の特徴が評価されました。有名な首里城や、三山を統一した王国・尚巴志(しょうはし)を連想する方がほとんどなのでは、と思います。実はここ、グリーンドラッグ伊祖店がある浦添には、琉球王国の礎を築いたとされる歴史ある地域で、首里王朝以前の王城があったことはご存じでしょうか?「てだこの都市浦添」琉球王統発祥の地であり、津々浦々をおそう。つまり諸国を支配するという意味で、これが転じてウラシイとなり、浦添の文字があてられました。「てだこ」とは、かつて浦添が琉球の王府として繁栄した時代の英祖(えいそ)王を太陽の子と敬称したことに由来。「太陽の子」を意味し、さらに衰退することなく日々東方の水平線から力強く昇り、闇を切り開き世界を明るく照らし、生きとし生けるものに新たな息吹を与え、万物を活性化させる太陽をあらわしていると伝えられています。
その中で浦添市は、那覇市・沖縄市・うるま市に次ぎ、沖縄県第4の規模を持つ都市です。那覇市と隣接するため人口増加が著しく、県内では4番目に人口が多く、約十一万五千名にのぼります。公園も多く、浦添西海岸はエメラルドブルーの海が広がっています。
かつての外国人住宅をリメイクしたお洒落なお店や昔ながらの商店が立ち並ぶ地域もあり、産業の特徴は、第三次産業の割合が高く、サービス業をはじめ小売・宿泊・飲食業など7割以上を占めています。
グリーンドラッグにも短い期間ですが、歴史があり、約28年前、当時個人店として一般医薬品から化粧品を含めドラッグを開業。当時の店舗名は「サウスウエスト伊祖」。十数年後、「グッドラッグ伊祖店」と店舗名を変更。その当時は、仕入れから売価設定は、店長にある程度委ねられて運営。他企業が安い商品を販売していると、その店舗へ買い付けにいき、商品を仕入れに行ったこともありました。
沖縄あるあるでよく台風が直撃します。影響で停電になりローソクを灯しながらスタッフと共にプライスやPOP全て手書きをしたことを今では懐かしく感じます。
その後、平成30年5月頃、株式会社大賀薬局 グリーンドラッグ伊祖店へ店名を変更、調剤薬局併設店として、リニューアルオープンしました。今では、近隣にはOTCドラッグがたくさんあり激戦区状態になってしまいました。なんと4年前には、隣にイオンドラッグ伊祖店がオープン。当初は、一時的にお客様が減少するかと思いましたが、特に影響もなく安心しました。
ただ激戦区としては相変わらず。今後は他店との差別化として、バイヤーが湧永製薬さんへ、日専同の会員に加入できないかとアプローチをして頂き、約3年前にレオピンと出会うことができました。
レオピンの予備知識もまったくなく、部会、連合会研修会、春秋ゼミに参加して、会の熱量の高さに驚かされました。
教わったことをスタッフへ落とし込み、仕組化を実践しました。最初はレオピンを知って頂くことを目標に、まずは調剤スタッフにも協力していただきました。調剤薬局を利用するお客様に、レオピンの試飲券をお配りし、徐々に浸透していきました。購入に繋がるお客様も増え、継続して飲まれているお客様からも「上等だったよ~」等、喜ばしい声も頂きました。リピーターのお客様が増え、集客にもつながり、他店との差別化もできました。
これからも日専同でしっかり勉強していきながら、自然治癒力についてお客様に話し、理解していただき、最終的には薬に頼らなくてもよい健康な身体づくりを伝え、人助けの精神に徹してたくさんの方々のお悩みに寄り添って、地域の方のために必要なお店となるよう努力していきたいと思います。
記者/新城智美(沖縄連合会情報部長)