日専同

活動紹介

活動紹介

近畿第三連合会

近畿第三連合会の様子
  • 日時:令和元年9月7日(土)~8日(日)
  • 場所:チサンホテル神戸
  • 行事:秋季ゼミナール
  • 講師:東関東連合会 斉藤滋之先生
  • 関東第三連合会 渡邊貴之先生

コメント 秋ゼミは、楽しみましょうという児島連長の言葉通り、家族的な暖かいゼミとなりました。また、斉藤先生のご家族を交えたご講演に感動し、渡邊先生のヤングパワーと日専同流健康指導の基本のご講演で再確認出来たゼミでした。

中国連合会

中国連合会の様子
  • 日時:令和元年9月7日(土)~8日(日)
  • 場所:広島グランドインテリジェントホテル
  • 行事:秋季ゼミナール
  • 講師:九州連合会 吉富先生
  • 関東第一連合会 眞下先生

コメント グループディスカッション、かなり盛り上がりました!!

中部連合会

中部連合会の様子中部連合会の様子
  • 日時:令和元年9月15日(日)~16日(月)
  • 場所:名古屋栄 東急REIホテル
  • 行事:秋季ゼミナール
  • 講師:近畿第二連合会 立岡万利夫先生
  • 近畿第三連合会 井上満弘先生

コメント 新しい会場での開催で、二人の講師の先生から、具体的な店頭実践のお話などから多くの気づき、そして三氣を頂きました。

九州連合会

九州連合会の様子九州連合会の様子
  • 日時:令和2年10月18日(日)
  • 場所:サテライト会場(各部会会場)
  • 行事:九連特別研修会(秋季ゼミナール)
  • 講師:くすりの白十字 靎順先生

コメント 2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、決起総会以降の行事が全て中止という異常事態となりましたがこの度9ヶ月ぶりに開催することが出来ました。
講師の先生方のご挨拶、ご講演では、今の時代を的確に捉え、前向きで温かく包み込んでくれる九連愛に溢れたお話を頂きました。多くの先生方や皆様に多大なるご協力を頂き本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

沖縄連合会

  • 日時:令和元年9月29日(日)
  • 場所:ネストホテル那覇
  • 行事:秋季ゼミナール
  • 講師:日専同会長 黒沢光春先生
  • 九州連合会筆頭副連合会長 有延光司先生

お店探訪記

サクライ薬局 2023年3月号(No550)

サクライ薬局

今回、四国連合会から紹介するお店は、徳島県徳島市八万町の櫻井正子先生のサクライ薬局です。
徳島県の県庁所在地、徳島市。阿波踊りで有名な徳島市ですが、実に自然豊かな土地でもあります。川といえば吉野川、山といえば眉山が徳島市のシンボル。川下りが有名な吉野川と、登山だけではなくロープウエイやドライブと様々な方法で気軽にアクセスできる眉山は人気の観光スポットです。サクライ薬局のある八万町は、その眉山を臨むことができる風光明媚な住宅地で、新しい家も続々と建っています。お店の近くにはスーパーもあり、車通りも多い一三八号線沿いに面しています。小中学校も近く、地域密着型の店舗です。
働いているのは、代表の櫻井正子先生、管理薬剤師で娘さんの山本愛さん、従業員で薬剤師の和田浩子さんの三名。皆さん女性ばかりの華やかなお店です。
店内に入ると、すっきりと整理された医薬品棚と化粧品棚。POPの一つ一つも、女性らしい丸い文字で書かれていて、とても親しみやすく感じます。調剤・医薬品スペースと化粧品スペースそれぞれに相談机があり、エステもやっておられます。お客様がリラックスして相談できる、明るくあたたかい雰囲気のお店です。
店舗の二階には娘さんの愛さんご一家がお住まいで、夕方になるとかわいいお孫さんの悠馬君(三歳)がお店で看板息子を務めてくれています。店内にも悠馬君の作った工作が飾られていて、心がほっとあたたかくなりますね。
ふんわりとしてすべてを包み込むような雰囲気の櫻井正子先生は、広島県尾道市ご出身。43年ほど前にご主人のお仕事の都合で徳島市にお店を構えることになったそうです。その後、近くのお店がやめられたことをきっかけに。平成元年に日専同にご入会されました。櫻井先生は広島県尾道市ご出身ですが、広島県福山市の高校に通われており、その高校の先輩から日専同のご紹介も受けておられたそうです。
はじめは知り合いも誰もいない土地でお店を営むことになった櫻井先生。最初は何も知らないところからのスタートでした。知らないことばかりなので、来てくださるお客様に落ち着いてご自身のことを教えていただけるように、お客様とお友達になれるように、との思いで、丁寧に接客されていたそうです。なので、今でもお友達付き合いをする感覚でお店を訪れてくださるお客様が多いそうです。お客様は人につくとよく言いますが、先生の温和で朗らかなお人柄がお客様を惹きつける魅力なのでしょうね。
また、四国連合会では会計の役職に就かれており、大蔵省として真面目にきっちりと連合会を支えてくださっています。今回の取材も本当に快くお引き受けいただき、本当に感謝しております。
そんな櫻井先生に、お店のことで「これだけは言っておきたい!」ということはありますか? と伺ったところ、
・お客様の求めないものを押し売りすることはしない。
・薬も化粧品も、お客様に必要のないものは売らない。
・健康になってもらいたいという思いで、必要なものだけをお渡しする。
といったお返事をいただきました。真摯なお言葉に、先生の優しいお人柄と、お客様の健康に対する強い思いを感じることができます。サクライ薬局が地域の方々の健康にとって、かけがえ のない大切な役割を果たしていると感じるお言葉だなと思いました。
最後になりましたが、快く取材をお引き受けいただいたサクライ薬局の皆様、本当にありがとうございました。

  • 店名サクライ薬局
  • 代 表 者櫻井正子先生
  • 所在地770-8082 徳島県徳島市八万町川南145-4
  • 電話088(668)5375
  • FAX088(668)5375
  • 創業1980年ごろ
  • 商品構成医療用医薬品 30% 一般用医薬品 40% 化粧品 30%
  • 平均客数20名弱
  • 定休日日・祝・年末年始
  • 営業時間9時~19時
  • 店舗面積132㎡
  • 従事者櫻井正子先生 山本愛先生 和田浩子先生

記者/小永 七那子(四国連情報部長)

オクスリマン 2023年2月号(No549)

オクスリマン

全国の同志の先生方、こんにちは‼ この2月号は、中国連合会よりお店探訪記をお送りいたします。今回取材に訪れましたのは、島根県松江市のオクスリマン様です。
松江市は、島根県の県庁所在地であり、人口は約20万人。北は日本海、南は中国山地に挟まれた地域に広がる都市で、江戸時代から城下町として発展しました。汽水湖である中海・宍道湖に面し、水路の多い「水の都」松江には、年間1000万人の観光客が訪れています。
店主の越野浩行先生は、明治から続く薬屋の四代目として、薬科大学を卒業後、都内の調剤薬局に就職されました。入社3年目に、実家の人手不足により松江に呼び戻され、一般販売の稼業を手伝うこととなりました。御歳26の時でした。
1990年代には順調に小売業の売り上げを伸ばしてこられましたが、全国的に大型ドラッグストアの多店舗展開や、地元商店街の著しい衰退に危機感を覚え、転機が訪れます。
2002年、土地区画整理事業に伴うまちづくりの一環と して、区画内に地元の商業者5社による商業施設、「アイパルテ」をオープン。先生もその1社としてドラッグストアを開設。2003年から現在に至るまで、周辺環境の変化や顧客の動向、ニーズに合わせて3回の改装、商品の取捨選択、見直しなど試行錯誤を繰り返してこられました。
2008年頃からは、「相談するならオクスリマン」をスローガンに、メインのターゲット客層を50~70代の女性に設定し、それに合わせた推奨商品を選定されました。同時に、じっくりカウンセリングできるスペースを確保し、ベビーコーナーや雑貨を大幅に縮小されました。
日専同には、アイパルテ出店の少し前に入会され、主力推奨商品として取り組んでこられました。取り扱い率、推売本数を伸ばされ、2015年にはゴールドを達成されております。連合会内では、部会長→学術企画部長→筆頭副連長と役職を務めていただいております。お店に伺ったのは、まだ暑さの残る昨年の秋でした。
通路に目立つようにブラックボードを設置し、店内への誘導が促されています。通路に面しては、自然食品や無添加コーナーが幅広に展開されています。10 年前にお店の一角に設けたコーナーですが、今では近隣に無いほどの品揃えで、多くの方がお買い求めになられます。消費者の、食や食育への関心が、昔より高まったこともあるのでしょう。
店舗内は、商品をカテゴリー毎にレイアウト、とても見やすく陳列されています。
推奨商品や季節商品、話題の品の付近には、目立つPOPや情報表示がなされており、筆者も幾度も足を止めて見入りました。泰然自若で朗らかな越野先生を中心に、女性スタッフの方々も丁寧で自然な接客から服薬指導へのパターンができているように感じました。毎日の朝礼と連絡ノートにより、お客様の情報を全員で共有されているそうです。
「検査では異常なしと言われたが、どうも体調が優れない、スッキリしない」
「今飲んでいるお薬やサプリメントのことを教えてほしい」
「寝ても疲れが取れない」
といった相談が店頭では多く寄せられております。まずは一休、じっくりお話を伺い、今がどんな状態で、どうしてそうなったのか、その本当の原因を会話や血流計、体組成計、血管美人などの機器も使いながら、一緒に探っていかれます。初回に1時間以上かかる場合もあります。
相談コーナーも、プライバシーは確保されつつ、あまり堅苦しくならないようなスペースの配慮がされています。
集客ツールとしては、アイパルテとしてのチラシが週1回。SNSの活用。血管美人、体組成計を使っての測定会を実施されています。また、継続、再来店促進には1ヵ月に1回のDMの発送を行っておられます。
自店の紹介のリーフレットには以下のような1節がありました。「私たちが大切にしていることは、以下の3つです。
私たちに備わっている「自然治癒力」を高めること。
普段から病気になりにくい生活を心がけること。
同じ病気を繰り返さない生活を心がけること。」
また、このように続いています。「専門薬局の研修会に何度も参加するうちに“大切なのは自然治癒力”であることに気付かされました。食事・運動・休養、そして自然薬/滋養強壮剤の助けを借り、全身状態を好転させて、自分で回復する力をつけることをご提案しています」と、お客様からの三気(やる気・勇気・根気)を引き出すような文言で結ばれております。
今回、訪問させていただいて筆者も「何かあったらオクスリマン様で相談してみたい!」と思う店格・雰囲気がありました。
最後に越野先生より全国の先生方へのメッセージです。「今まで調剤しなくてもそこそこ営業できていたのは部会やゼミ等の研修で日専同流健康指導法を学び、コツコツ実践していったからだと思います。また、推奨品の選定にあたっては現連長の牧野先生をはじめ、中国連合会の先生方より紹介や貴重なアドバイスをいただいたことが大変役に立ちました。
現在、我々の組織も高齢化、後継者不足等々の諸問題を抱えています。現役の先生はもちろん、若い先生、新入会の先生、皆さん同志として、力を合わせて盛り上げていきましょう。よろしくお願いします」。

  • 店名オクスリマン
  • 代 表 者越野浩行先生
  • 所在地699-0110 島根県松江市東出雲町錦新町8丁目1−3
  • 電話0852(65)6525
  • FAX0852(65)6525
  • 創業2002年
  • 商品構成医薬品 36% 健康食品 28% 化粧品 15% 日用雑貨 8% その他 13%
  • 平均客数53名
  • 定休日なし
  • 営業時間10時~20時
  • 店舗面積40坪
  • 従事者越野浩行先生 越野紀久子先生 佐伯佐和子先生 山本千鶴子先生 木村洋子先生 藤田季代先生

記者/田辺 彰(中国連情報部長)

双愛薬局 2023年1月号(No548)

双愛薬局

今回、近畿第三連合会からご紹介させていただくのは、入会3年目のニューフェイスでヤングにも所属しておられる秋本常久先生のお店、「双愛薬局」さんです。
双愛薬局さんのある兵庫県川西市は、兵庫県の南東部に位置し、大阪府との県境に面しています。川西市を走る鉄道、「のせでん」こと能勢電鉄の絹延橋駅から徒歩1分の場所に双愛薬局さんはあります。
私は近くの駐車場に車を停めてお店のほうに歩いて行ったのですが、まず見えてきたのが秋本先生と奥様の写真がでんと載った看板でした。顔が見えないとお客様も相談しづらかったり、不安になったりするかもしれないですが、顔が開示されていると相談しやすかったり、安心感につながると思います。地域においてしっかりとお店をアピールしておられるなと感じました。秋本先生に看板の写真のことを言うと、「いつまでも若くいないといけないですね」と笑っておられました。
お店の外観は、いかにも薬局という感じではなく、カフェのような外観でした。お客様には「最初は入りづらかった」とよく言われるそうです。でも、中に入ってみると、とても落ち着く空間で、皆さんゆっくりおしゃべりをされていかれるとのことです。
店内の棚には自然食品が種類豊富にたくさん並べられていました。秋本先生の奥様やお子さんが昔アレルギーがあったので、自然食品にこだわっておられるのだそうです。ちなみにお子さんは4人おられるとのことです。
そして、棚には奥様の手作りのジャムも並べられていました。お店の隣の部屋がキッチンになっているのですが、製造許可もとって、季節ごとの果物を使ってジャムを製造販売しておられるのだそうです。取材の帰りにいちじくのジャムをお土産にいただいてしまいまして、帰ってからパンにのせて食べさせていただきましたが、とっても優しい味で美味しかったです!
取材に行かせていただいた日には、薬大の学生さんが実習に来ておられました。竹刀が店内に置かれていたので、学生さんをビシバシしごいておられるのかと思ってしまいましたが、秋本先生は学生時代から剣道をされていて、今も剣道をされておられるのだそうです。
そんな秋本先生の経歴を聞かせていただきました。
大阪市平野区のクリーニング屋さんの長男として生まれ、理科が好きだったので理系科目で受験できる大阪薬科大学に合格。大学院では免疫の研究をされていたそうです。卒業後、京都の製薬会社に1年半ほど勤めておられたそうですが、奥様の実家が薬局をされていたので、そちらのお店を17年間手伝われたそうです。OTCも調剤もされていて、従業員さんパートさん含めて40名ほどいるお店だったそうです。
その後、ボランタリーチェーンのジョヴィに知り合いが多く、誘われてジョヴィの薬局を事業展開するお手伝いをされていましたが、それは3年と決めていて、その後は自分のお店をやりたいと思っていたのだそうです。
そんな時に、今のお店の大家さんは前の薬局からの知り合いで、飲みに連れていってもらったり可愛がっていただいていた方なのだそうですが、その方から1階が空いたよと教えていただき、令和2年6月に今のお店をオープンされたとのことです。
そのタイミングで、薬剤師会で知り合いだった千葉先生(近三連副連合会長、組織部長)からの紹介で日専同に入会されました。
最初はOTCのみの相談薬局としてオープンされたのですが、近隣の内科が今まで院内処方だったのを急に院外処方にしてくるようになり、調剤もやることになってしまったのだそうです。本当は調剤はやりたくなかったそうですが、今は薬局にできることは何でもやっていこうと思っておられるとのことです。OTC、健康指導、食事指導、運動指導、在宅……地域のお客様の健康に役立つことは何でもやっていきたいとおっしゃっていました。 「“患者”の来ない薬局を目指したいです。健康になって元気な人に来てもらう薬局。元気を維持できる薬局。日専同の三心指導を頑張っていきたいです」とお話しいただきました。
コロナ禍において日専同に入会されたため、「会は会うなり」の本来の日専同をまだ存分に体感されていないかもしれませんが、ヤングにも入会され、前向きに日専同活動に取り組んでおられます。これから日専同においても益々のご活躍が期待される秋本先生、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
秋本先生、この度はお忙しい中、取材にご協力いただき本当にありがとうございました。

  • 店名双愛薬局
  • 店舗責任者秋本常久先生
  • 所在地666−0012 兵庫県川西市絹延町3−26
  • 電話072(759)5559
  • FAX072(759)5558
  • 創業令和2年
  • 商品構成医薬品 15% 健康食品 5% 処方箋 80%
  • 平均客数30名
  • 定休日日曜・祝日
  • 営業時間9時~19時
  • 店舗面積36m2
  • 従事者秋本常久先生 秋本宜子先生

記者/井上 満弘(近三連情報部長)